Welcome to Yew "IZM"

ウルティマオンライン 出雲シャード ユーに住む村民の瓦版

古地図から紐解く記憶の断片 - RP Story approximately ten years ago [Ⅲ] -

February , 2005

かつてフェルッカのトリンシック湿地帯には、出雲RP界屈指の大国が存在していました。
中世ヨーロッパを彷彿とさせる君主を中心とした宮廷RPを楽しむギルドで
マティアス大公国(Grand Dukedom of Matias : GDM) と言います。
2016042901_IzumoOldmaps.png
公国を代表する公国騎士団(マティアス薔薇騎士団 : Matias Rosen Ritter) には、公国騎士団細則なる物があり
通常のRP協定とは別に細かな規定が設けられていたようです。
『 窮屈ともとれる制約を課すことにより他のRPギルドと一線を画す 』 と公言されている程のガチ団体で
ブリタニアだけに限らず、場外の雑談室でも熱い論議が繰り広げられていました。

小国であるセレスティアは、この大国マティアスとの交易を成功させ、友好関係を築こうと考えていました。
それと言うのも、海に面しているマティアスは例の海賊団の襲撃を受ける事があるらしく、共通の敵が居る訳です。
地球侵略してきた宇宙人と戦うために全世界が手を取り合って立ち向かう的なニュアンスでしょうか?
交渉のネタにしやすかったんでしょうね。


- マティアスとの交易 -
秘密裏に準備を進めていたはずの交易情報は既に知れ渡っていました。
こうなると妨害が入るのは必至です。

そのため、我が国が行った対処法はこうです。
冒険者の酒場や傭兵団からも護衛を募る → 総勢13名
船と積荷を分散してもしもの時に備える → 3隻の船と時間稼ぎ用の積荷を用意
2016042903_IzumoOldmaps.png
ダミーの積荷はこんな感じ。
これに加えて、普通に航路で迷う → かの有名なじらし作戦 が意図せずに追加され完璧です。


そもそも何故バレるのか?
当時、噂話が掲載されるWeb酒場(ようするにRP用のBBS)と言うものがありました。
どっちだったか忘れましたが、以下のどちらかにタレこみがあった気がします。
2016042902_IzumoOldmaps.png
タレこむのは仕掛け側が自らやる事もありますし、情報をキャッチした誰かが噂的に書いて行く事もありました。
当然、与太話も含まれてます。(ばらされた側が情報撹乱のために仕掛ける事さえあります)

酒場でポロッと出てしまったり、広報(Web日記)で匂わせてたり、雇われた傭兵が報酬上乗せのためにリークしたり
重要な指令書を自らの死体に忍ばせたり… 色んな手段でそれとなくアバウトにして表舞台へ出します。
これが今で言う所の 【 イベント告知 】 だったと思います。
真意の程がわからないので、これに乗っかるか乗っからないかはプレイヤーの判断に委ねられます。

そして面白いのが、このWeb酒場… 本職のPKも見てました(死
フェルッカで積荷輸送など、挑戦状扱いと取られても不思議ではないでしょう。
そしてこれが悲劇を引き起こす事になるのは言うまでもありません。


- 交易当日 -
輸送ルートはモンスターの多い陸路を避け、危険を承知で海路を選択する事にしていました。
湿地のプレイグビーストが特に厄介で、荷馬を呑みこむ事による積荷消失の可能性があったからです。
2016042904_IzumoOldmaps.png
まぁ、この日はどちらにせよ危険だったのですが…

途中で海難事故に見舞われ、指揮官の筆頭騎士を初め護衛の何名かが行方不明となります。
そのため、予定になかったヴェスパー港への立ち寄りを余儀なくされました。
このじらし作戦が裏目に出ます。
もたもたしている間に例の海賊がマティアスの南洋上に現れたようです。
急遽湿地の北側へ上陸する作戦に切り替えたのですが、連絡がうまくいかず筆頭騎士を乗せた船が孤立し
事もあろうに、海賊に発見され拿捕されたとの報告が…
積荷はダミー品も含んでいたので、ついでと言っては何ですが、陽動も兼ねて時間稼ぎをしてくれていたようです。
2016042905c_IzumoOldmaps.png
転んでもただでは起きないようです。

これに対し、私達傭兵部隊は拿捕された仲間を救出する命を受け、輸送部隊を残してマティアス南部へと急行。
そこは既に戦場と化しており、海賊が何者かと交戦中でした。
ん…? これは…
2016042905b_IzumoOldmaps.png
海賊王にサインを貰いに来た本職PKでした。
証言によると、本職でも船上では歯が立たないそうで、陸から攻撃を仕掛けていました。
※ 海賊RP集団が船上では本当に強いとかRPとして完璧じゃないですか。 私はこの理由から彼等が好きでした。
  ちなみに出雲トリンシック騎士団も槍試合団体戦で連覇しておりまして… 騎士団が強いとか完璧だと思いますよ?

さて、話を戻しまして…
出雲RP協定にはこのようにありました。
 ο 相手の口上を待たず攻撃することを禁止する。

海賊は本職と交戦中、しかし筆頭騎士は海賊に拿捕されているものの
船は健在だったので一味と間違えられていて、本職からの攻撃を受けている。

色々迷いましたが、とりあえず筆頭騎士にヒールしておくか…
攻撃じゃないので口上が無くても良いでしょうと言う判断だった気がします。
この行動が仇となったのか、本職から狙われる事に。
まさかの三つ巴 です。


- マティアス城陥落 -
一方その頃…

残された輸送部隊は一路マティアス城へ。
しかし、ここにも本職が待ち構えていたようで…
何とか城へ着いた時には荷馬の一頭がプレイグビーストに食されて消失したようです。
恐れていた事が現実に!

残り一頭の積荷は降ろせたものの、周辺では戦闘が行われていて状況は緊迫しており
捕らわれた筆頭騎士と奪われた荷の回収も併せて対策を練ろうとしていたようです。
そこへ、海賊と交戦していた本職を大勢引き連れた不届き者が城へなだれ込んできました。

ゴメン、それ私です (戦犯確定)
(実際には攻撃フラグが立ってて、城には入れなかったんですけどね! 結局反撃してたんかいと言うのは内緒です)

その後、本体と合流した本職がマティアス城内へ侵入し…
2016042906a_IzumoOldmaps.png
まぁ、こういう事もありますよ。

いや、こんな事は今まで一度も無かったと、マティアスの方は怒り心頭だった模様。
セレスティアには戦争屋が居るのかね? とも言われていましたが、傭兵ですからあながち外れてはないですね。
本当は場内で乱闘しようと思ってたんですけど、火に油を注ぎそうだったので大人しく気絶する事にしました。
収拾がつきそうになかったので、荷の確認や清算も出来ぬまま全員引き上げる事に。

交易は大失敗で幕を閉じましたが、筋書きのないドラマは楽しいと思いました。
ハッピーエンドだけが物語ではないと思います。


chibi_sister.png それにしてもよく覚えてたね。

chibi_rezin2.png 失敗談の方が記憶に残ると言う良い例ですよ。

chibi_sister.png 捕らわれの筆頭騎士様はその後どうなったの?

chibi_rezin2.png あぁ、拿捕されてたけど、三つ巴になったどさくさにまぎれて離脱してたみたい。

タグ:ウルティマオンライン 出雲

Comment

Post Comments

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント